鬱(うつ)病・アルコール依存症・日々のつぶやき

2014年、うつ病・アルコール依存症デビュー。うつの波にぐっと耐えつつ、前向きな日々を送っています。読んで楽しい気持ちになってもらえたらうれしいです。

断酒を始めますよ

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でも「今日から」ではなく「明日から」だ。(笑)

 

これでしばらく酒とはおさらばと、500の缶を4本買い、部屋で彼女と2人で飲んだ。これが今生最期の酒、というわけではないのだろうが、少なくとも当面の間酒を断つことにしようと思う。

 

今こうして書き連ねた言葉だけ見ても己の決心の弱さや覚悟の足りなさが言葉の裏に見え隠れしている。でも、これが正直な気持ちだ。

 

無理に強い言葉を吐いても意味はない。それで強くなれるわけではないのだから。ただ淡々と日々積み重ねてゆくのみだ。考えてみれば話は簡単だ。断酒とは酒を口にしなければ良いだけなのだから。

 

 

今日、ある方のBlog(http://kokoroda.hatenablog.com)を拝見した。私より一つ年下の男性で、人生に絶望しているようだった。その文面は一つ一つの言葉が心に突き刺さるようなもので、深く共感し、読んでいて涙が出た。彼の発する文言の一つ一つがまるで自分の言葉のようにすら感じられた。

 

私はまだ彼ほどには人生に絶望してはいない。けれど彼の抱く絶望的な何かや無力感、虚ろな現在への静かな失望はある程度理解できる。(彼が本当に文面通りの心情でいるのかは計り知れないけれども)

 

それはあたかも頭上から決して動くことのない重苦しい、けれど雨は決して降らせぬ雨雲のような、体にまとわりついて離れない濡れた綿のような体と心を縛る何ものかだ。己の意思では剥がせないものだ。

 

今の私にとって、酒がそれなのか、私自身がそれなのか、或いは別の何かなのか、それがわからない。だが何かしら粘っこいぬかるみのようなものが私の足元にいつの間にか深く堆積していて、それが今の私を縛っている。

 

そして、私は今そのぬかるみから足を引き抜いて先に進みたいと思うようになった。ずっとぬかるみの中で座り込んでいた。しかし、やっとの思いでここまで来た。

 

この重苦しく堆積したぬかるみより足を引き抜いて一歩進む。たった一歩だけで良い。それが今の私にできる唯一の挑戦だ。私にはまだできること、やりたいことがある。

 

支えてくれる人がいる。愛する人がいる。守りたいものがある。できることもある。そして、まだ私は生きている。

 

私は明日、たくさんの人にこれまでにかけた迷惑を詫び、助けてと叫びたい。そして、助けてもらえたならば人生をかけてその恩を返したい。

 

このまま朽ち果ててゆくのは嫌だ。これまで歩んできた人生を信じ、勇気を持って一歩を踏み出したい。

 

 

私は、この病に決して負けない。大切な人が幸せに微笑む姿をこの目で見たい。