鬱(うつ)病・アルコール依存症・日々のつぶやき

2014年、うつ病・アルコール依存症デビュー。うつの波にぐっと耐えつつ、前向きな日々を送っています。読んで楽しい気持ちになってもらえたらうれしいです。

ヤフオクで腕時計落札!

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これまでに入札すること158件。そのすべてにことごとく敗北してきたわたしに、ついに勝利の時がやってきました。イギリス軍のミリタリーウォッチ(1970年前後のもの)が落札できたのです。しかも、ほとんど争いはなく、あっさりと安価で落札してしまいました。
 
先日、ほぼ同じ時計でわたしは勇ましく戦い、結果落札価格4800円で敗れ散りました。5000円まで出してもいいと思っていたけれど、あと一歩が踏み出せなかった。たったの2、300円で躊躇したがためにわたしは敗れたのです。屈辱だった。
 
決断力がなく、勇気もなく、ここ一番の勝負で勝てないわたし。なんて情けないのか!もはや鬱もアル中も吹き飛ばして一升瓶を次々にラッパ飲みしながら軍艦マーチを熱唱し日本海溝のどん底まで一気に沈み込んでそのままダイオウグソクムシの養分になりたいとまで思った。ちなみにダイオウグソクムシはエビの味がして美味しいです。
 
腕時計といえば今どきは電波時計だとか、スマートウォッチだとか、高機能なものがあたりまえ。そんな世の中で50年くらい前の手巻き式腕時計を嗜む。この満足感は格別でありましょう。アップルウォッチ!?あんなダサいピロピロうわついた不必要に多機能な時計とも呼べぬシロモノなど海に投げ捨ててしまえ!!(嘘です本当は欲しいです)
 
まぁなんでしょう、あれもできる、これもできる、といった高機能な腕時計型ガジェットもそれはそれは魅力的ですが、「おおよその時間しかわからない」時計っていうのも同じくらい味わい深いように思います。しかも手巻き。いまどき手巻きなんて寿司くらいしかありません。
 
そういえばわたしは時計の他にもビンテージの物を持っていました。それは革靴です。英国軍のサービスシューズです。サービスシューズというのは、支給品のことです。軍人や郵便局員など、公務員たちが通常の仕事をする際に使ったり、式典などに出る際に履くためのもので、一般的な利益を得るための商品としての靴とは違い、採算度外視でしっかりと作られているんだそうです。
 
実際、手に取るとしっかりしているなぁ……と感じます。重くずっしりとして、重厚な作り。履き心地も抜群です。サービスシューズには郵便局員のためのものや、警察支給品など、いろいろなものがあり、マニアの間では人気があるそうです。
 
新しいものもいい。
古いものもいい。
 
いろいろなものを見て知って、豊かな人生を送りたいものです。この世には素晴らしいものがたくさんあるのです。