鬱(うつ)病・アルコール依存症・日々のつぶやき

2014年、うつ病・アルコール依存症デビュー。うつの波にぐっと耐えつつ、前向きな日々を送っています。読んで楽しい気持ちになってもらえたらうれしいです。

最近よく見かける「ミニマリズム」について考えてみた

最近、ミニマリズムとかミニマリストとかいう言葉を頻繁に目にするようになった。ミニマリズムは日本語で表記すると「最小限主義」になるそうだ。あちこちのブログなんかを読んでいると、一時期非常~によく耳にした「断捨離」との関連性も高いようだ。シンプルライフ、なんて言葉も周辺でちらほら目にする。この、ジューシーにしたたる流行語感……果たしてこの言葉、数年後には残っているんだろうか。

 

最小限主義。字面だけ見ると、本当に必要なもの以外は持たない暮らしや人生を是とする主義だろうか。清貧、みたいなのもこのジャンルのイメージなのかな。

 

わたしもシンプルな暮らしには一定の憧れがある。けれども、あれやこれやと買い求めるうち、部屋は結構なモノで溢れている。パッと部屋を見回しても、パソコンにノートパソコン、プリンタはインクジェット複合機にテストプリント用のモノクロレーザー、デュアルディスプレイにサラウンドスピーカー、ペンタブレット、革靴3足にジーンズ6本、サングラス、椅子ふたつ、大量の書籍と漫画、3本ローラー……とても挙げきれないくらいだ。そして、これらのうち、毎日触れるものはごく一部だ。

 

logmi.jp

 

今ひとつイメージが湧かないので調べていたところ、上記の記事(TEDのログ)に巡りあった。この記事を読んで「なるほどー!」と腑に落ちた。

 

記事内ではライアンさんが友人に促されて「一度持ち物のすべてを段ボールにしまい、必要な物だけを取り出して使う」という試みをしたとある。3週間後、持ち物の80%は触れることさえもなかったのだそうだ。とはいえ、特に驚きはない。わたしも部屋にあるモノのうち、「3週間触れることのないモノ」の比率は80%以上あると思う。もっとあるかもしれない。

 

ライアンさんはミニマリズムについて、こう結んでいる。

 

過剰に溢れかえる所持品を整理することで、人生のゴタゴタまでも整理出来る。そして要らないものを整理した後に残った必要なもの、例えば健康、人間関係、成長、貢献、コミュニティにフォーカスすることが出来るのではないでしょうか?

 

ふうむ。

わたしが今、部屋にあるおびただしいモノを整理したら、人生は果たして豊かになるんだろうか。いまひとつ想像ができない。痩せてサイズが合わなくなったスーツや、もう着ないけど、熱が出たときに着替え用に使うかも……なんていう理由で取ってある衣服、いつか読むかもと本棚に入っている書籍など、「今不要なもの」はいくらもある。でも、いつか使うかも……と思うとなかなか捨てられない。

 

今のところ、わたしの考えは「収納スペースもあるんだし、無理に捨てなくてもいいんじゃない?」といったところだ。断捨離断捨離と呪文のように唱えながら捨てまくったとしても、どうせまた同じものを買うに決まっている。ならば、持っていたほうがいいかな、と。ミニマリズムには完全に背を向けた格好だ。

 

モノは少ない方がいい。これはわかる。けれども、わたしにはモノを最低限にするための強い動機づけがない。本当にモノの多さが、人生を豊かにすることを妨げているのかしら。わからない。想像がつかない。

 

ライアンさんは、一度成功してカネやモノがあふれた暮らしに埋没して苦しみ、その中で幸福について見直す機会を得、結果、ミニマリストという生き方を発掘した。掘って、取り出して、叩いて、磨き上げるような過程を経て、彼はミニマリズムへとたどり着いた。それは彼にとっての解脱といっていいのだろうと思う。

 

しかし、わたしのようにぼんやりと生きてきた人間が本だのブログだのを読んで、いきなり断捨離だシンプルライフだミニマリズムだと熱病に冒されたようにお部屋や持ちモノをすっきりさせたとて、それは単にいつもと違うことをして気持ちいいだけのことなのではないのだろうか。「豊かな人生を送ること」にフォーカスすることは素晴らしいことだけれど、その前に自分にとっての「豊かな人生」とはどんなものか、よくよく考えてみる必要がある。

 

ミニマリズムは手段でしかない。

けれどもこうして流行になってくると、豊かな人生を送るためにモノを整理する、というのが、モノを整理すると豊かな人生を送れる、というふうに誤変換されてしまうことも多くなる。最悪の場合、ミニマリズムを曲解した男が全てを断捨離して全裸で歌舞伎町に降臨し、機動隊に包囲される中「ミニマラーイジーング!断捨離モード!」とか絶叫するけどまったく変身することなくSATに射殺(断捨離)されるとか、そういう悲劇も起きてしまうだろう。(起きるわけがない)

 

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(誤った知識が拡散した例)

 

脱線した……手段と目的を履き違えても、その中から別なかたちの喜びや幸せ、気づきなんかを見出す人もあるだろうし、別にいいのかな……と。案外考えなしにモノを捨てまくったら本当に人生が豊かになったりして。何事もやってみなくてはわからないんだし。やっぱりわたしも試してみようかな……(笑)

 

さて、ライアンさんが書かれた『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』には、こうある。

 

ミニマリズムとは、有意義な生活や人生を送るためのツールだ。
誰もが探し求めている幸福(と断言しても問題ないですよね)を手に入れるためのツールなのだ。
幸せに暮らしたくないと思っている人はいないはずだけれど、ミニマリズムはその手助けになる。
ミニマリズムには特定のルールなんて存在しない。
ミニマリズムとは、単純に、生活の中から不必要なものをそぎ落として、本当に大切なものだけにフォーカスすることだ。

 

今日のまとめ

ミニマリズム

おそらく概念としてはずっと昔から存在するものなのでしょう。それが今、新しい言葉をまとって現れた。何年かしたら、違う言葉に置き換わっているかもしれない。最近ライフハックとかあまり聞かなくなったみたいに。でも、この概念はずっとずっと残っていくだろう。だって、みんな幸せになりたいもの。

 

とっても興味があります。

でもわたしはとりあえずライアンさんに倣って出世しまくって年収1000万オーバーになり、モノにあふれるところから始めたいです。誰か……エンプロイミー。このままだと、わたしが世の中から断捨離されそうです。チェーンジ!ミニマラーイジーング!(射殺)

 

 

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トピック「もうモノは必要ない」について

 

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