オリジナルTシャツ販売サイトで作ったシャツが売れなかった話
乱れ飛ぶメルマガを整理
わたしはGmailのアカウントをたくさん持っている。アカウントごとに用途や目的を絞ることなく散漫な使い方をしているため、いつの間にかどのアドレスにも等しくスパムメールやら楽天のスパムセールスレターなどがバンバンバンバン届くようになってしまった。メール着信時に通知のアラームが鳴るようになどした日には、通知だけでバッテリーが0になってしまうことは想像に難くない。
そんなわけで、半日かけて必要のないメルマガを受け取らなくて済むようにした。楽天などは「解除してもしばらくの間メルマガ届いちゃうこともあるけど許してねテヘペロ♪」みたいな注意書きが出てグルーチョ(10の30乗)不快なので、解除ではなくフィルタをかけ、悪即斬ならぬ着信即ゴミ箱行きにした。楽天はちょっとなんかするとその瞬間からメルマガガトリングを撃ちまくってくるのに、解除のときに限って数日かかるとはどういうことなのか。メルマガ解除の部署だけは本州から遠く離れた孤島とかにあって、解除に関する社内連絡はゴムボートや飛脚を使っているとでもいうのだろうか。
オリジナルTシャツを販売していることを思い出した
ともかく不要なメルマガなどをことごとく排除して快適なメール環境を取り戻したわたし。機嫌よく既読のメールなどを見返しているうちに自分がオリジナルのTシャツ販売サイトに登録していることに気づいた。
Up-T|芸能人などのコラボTシャツ満載!無料でオリジナルデザインTシャツ等のアイテムを作って販売できるショッピングモールサイト「Up-T(アップティー)」
たしかどこかのASPか何かで「Tシャツのデザインをひとつするごとに◯◯円もらえますよ!」みたいなのを見かけ、ノリでやってみたのだと思う。しかし当時、わたしのクリエイティビティに対する熱意は完全に死んでいたのだった。
デザインしたのはこれ。
(クリックで商品ページに飛びます)
誰が買うんだこれ……まったく作った記憶がない。
商品説明だけは気合が入っているけれど、デザインはひどいものだ。デザインに対する熱意も、エビに対する愛も、エビを愛する誰かへの敬意も、まったく感じない。売上レポートも確認してみたけれど、案の定1枚も売れていなかった。でもきっと1000万アクセスとかあれば1枚くらい売れたり……しないか。
本日のまとめ
多くのオリジナルTシャツ販売サイトはブラウザだけでデザイン作成が完了するものがほとんどで、シャツの販売を始めるだけならばとっても簡単である。けれども、やはり売れるデザインというのはきちんとコンセプトやターゲットを定め、ブログやSNSなどでプロモーションもしないと売れない。個人で気軽に始められるとはいえ、ネット販売という土俵に上がった瞬間、一般のECサイトにある商品と戦わなくてはならないのだ。
わたしのやる気溢れないエビのシャツは土俵にすら上がっていない。宣伝もしてないので誰も知らない。したがって売れるはずもないのだった。
次はもっと大手の販売サイトできちんと準備してから販売してみたい。最近はBASEなどのように、個人で簡単にショップが持てるようになっているので、どうせなら自分でハンドペイントしたシャツやトートバッグなどを販売してみたい。すでにデザインされた古着にペイントで+αしたリメイク系なんてのはどうだろう。作ることの楽しさを思い出してきた今、こういうことを考えるとワクワクする。
自分のアイコンを作った。パートナーのも。表情の差分もいくつか。近々使ってなにかやってみようと思います。
以上、湿度1000%の自室よりリスタートがお送りしました。