人生初のレッドスターをいただいたら、じわじわ嬉しかったという話。
はてなブログには「スター」というものがある。
誰かの記事に対して、読んだ人が「良かったよ!」とか「読みましたよ~」とか「頑張って!」とか、いろいろな気持ちを込めてポチッとする。
ブログ主は、自分の記事にスターが付くと大変うれしい。中には別になんとも思わない人もいるのかもしれないけれど、少なくともわたしは自分の書いたものにスターが付くとしんみりとうれしい。スターそれ自体はただそこにあるだけで、景品やポイントに替えたりすることはできない。けれども、好意や応援、足あととして、生きた人間が指を動かして付けてくれたものだから、わたしとしてはとってもうれしいものだ。
スターにはいろいろな色があり、有料のものもある。わたしは経済的にスターをお金で買える状況ではないこともあり、無限に付与される黄色のスターだけを使っている。無限に付与されるものなんて、世の中にいくつあるだろう。おかげでわたしはこのイエロースターをとても気軽に使っている。湯水のように使っている。もしスターでなく米だったら足軽3000人くらいを容易に養えるくらい使っている。
誰かの記事を読んだあとにコメントを残すことには勇気か理由が必要だ。しかしスターはポジティブな想いだけをほんのり残すことができる。贈られた相手もふんわりと想いを受け取る。「すごく良かったです^^」というコメントをもらうこととは違い、具体的な意味を持たないからこそ、スターは輝くのだと思う。
さて、そんな素敵なスターだけれども、色違いのスターに意味なんてあるのだろうか。例えば「水色のスターを100万個もらえたらマウイ島にプール付きの別荘をもらえる(ただし交通費は実費)」とかならともかくとして、本当に色が違うだけなら黄色だけでいいじゃない。わたしはずっとそう思っていた。
しかし、本日ひょんなことから赤いスターをいただいたのだ。最初は「おっ、赤だ」なんて思う程度だったのだけど、少しして気になってもう一度見に行った。スターは赤かった。「赤……赤だ」黄色いはずのスターが赤い。なんだか不思議な感じがした。しばらくしてまた見に行った。やはり赤かった。そのあとも見に行ったけれど、赤いスターはずっと赤かった。
赤い……なんだろう、この感じ。うれしい……のか?
赤い……赤いよ……黄色くないよ……
赤い!!!!レッドスター超赤い!!!
うおおおおおなんかうれしいいいいいい!!イヤッホー!!レッドスターイヤッホー!!
(その時の心理風景を描いてみました)
やられた。初めてのレッドスターは赤かった。(当たり前だ)
興奮したわたしは喜びと感謝を表すべく、レッドスターの横にイエロースターを3個連ねた。しかし冷静になって見てみると、その状態は「わたしがわたしのコメントを大絶賛している」というひどい状態だったので慌てて消した。ばかなの?
今日のまとめ
賛否はあると思いますが、スターについては「たかが色違い、されど色違い」でした。ガチャゲーやカードゲームで微妙なバージョン違いとかを必死で追い求める人たちの気持ちが少しわかったような気がします。
「色違いのスターなんて意味あんの?」
その問いに対して、わたしはこう答えよう。
「確実にじわじわきます。」
と。
さて、今回素敵な想い出をくださったのはSONOTAのcardmicsさんという方。貴重な体験をありがとうございました。下の記事では実際に1万円ではてなスターを購入して、レビューを書いておられます。
その他の記事もお得な情報を始め、読んでためになる内容ばかりです。
まだご存知でない方は、ぜひご覧になってみてください。
それではまた!
ID:4vhr2w
このライト欲しい!ユニークな自転車・ロードバイク用ライト6選
わたしは自転車が大好きです。
ロードバイク、ミニベロ、クロスバイクを持っていて、それぞれ用途や気分に応じて使い分けています。普段使いはクロスバイク、ちょっとした遠出ならはミニベロ、ヒルクライムやイベントなどちょっと気合を入れて走るときはロードバイク、という風に。どの自転車もそれぞれ特徴があって、乗っているととても楽しい。
今後はセミリカンベントとマウンテンバイクとシクロクロスが欲しいなぁ……あと、最新モデルのロードバイクも……良いホイールも欲しい。GOKISOとかLIGHTWEIGHTとかDURA-ACEとか……。(お金ありません)
さて、自転車に乗っていると避けられないのが夜間走行。
ある程度自転車を本格的にやり始めたサイクリストは、ライトにこだわりはじめるものです。例えばわたしのような田舎暮らしをしていると、夜は街中真っ暗。都心のように深夜でも明るければ良いですが、街灯もろくにない田舎ではより明るいライトが必要になります。
都心では街灯や街の明かりによって視界が確保されています。だから、ライトは車や歩行者に自分の存在を知らせる役割さえこなしてくれれば危険はありません。しかし、真っ暗な田舎では、自分の視界を確保するために明るいライトが必要になります。
(明るいライトのイメージを描いてみました)
わたしもロードバイクには外部バッテリーを使用する車並みに明るいライトを取り付けています。クロスバイク、ミニベロは主に街乗りなので、そこそこ明るいライトという感じです。
自転車用ライトも日々進化しています。
今日は、わたしが気になっている自転車用のライトをいくつかピックアップしてみようと思います。開発中だったりお値段が高かったりといろいろありますが、持っていれば自転車仲間から「おっ、それなに?すげえ!」と言われることうけあいです。(一部例外あり)
1.HueRay!
グリップの端にライトをはめ込んで使うタイプのライトです。自転車から離れるときには、ライト部分だけを取り出して持ち歩くことができます。充電はUSBでできるようです。ドロップハンドルでは使えませんが、フラットバーハンドル(まっすぐのハンドル)なら問題なく使えそうですね。フロント、リアのライトは別途必要な気もしますが、とっても素敵なアイデアじゃないでしょうか。
2.Revolights Wheels
こちらもホイールが光るタイプの「モンキーライトプロ」。
どえらい派手ですね。ちょっと恥ずかしいかも^^;
モンキーライトプロはamazonで売っています。
意外にリーズナブルなんですね。
3.BLAZE Bike Light
「これから自転車が通りますよ!」と前もって知らせるために、自転車の前方に自転車のサインを出してしまおうというコンセプトのライトです。ん?これ、ライトなのかな?(笑)でも、とっても面白いアイデアだと思います。
このライトを見ていて、以前見た別のライトを思い出しました。
これも男のロマン的な興味をそそられますね。
しかし、視界の確保には別なライトが必要になりそうです。
4.DING
自転車の前と下を照らしてくれるライトです。
動画を見るとかなり明るいライトのようです。前はもちろんのこと、下も照らすことで、夜間でも広い視野を確保できます。使ってみないとわかりませんが、なかなか良さそうです。自転車の下部、それも結構広い範囲を照らしてくれるというのは、魅力的です。
5.Magnic Light iC
非接触ダイナモ自転車ライトという、聞きなれない機構を持ったライトです。バッテリーもケーブルもなく、発光するにあたり通常のハブダイナモライトのようにホイールに接触することもありません。なので、音も出ないし摩擦もなく、普通に運転するだけで点灯するという、なんだか魔法のようなライトです。
6.Zackees Turn Signal Gloves
なんとウィンカーが付いたグローブです。
サイクリストは通常、ハンドサインで 右折左折を後続の自転車や車に知らせますが、このグローブがあれば車のウィンカーのようにこれから曲がるということを知らせることができます。画期的!
でも、動画を見ているとグローブのサイズのせいか、ウィンカーのサイズも小さめで後ろからの視認性はいまひとつな気もします。よく見るとハンドサインも出してるし(笑)
面白いけれど、ウィンカーとして考えると今ひとつなのかも。グローブって消耗品ですしね。
アマゾンで売っているようですが、高いですね……。
7.BALLS
最期はきん◯ま風のライト。
質感とかプルプル震える様子とかが妙にリアルで下品な上に明るさも全然です。しかし、このインパクトはちょっと他のライトでは太刀打ち出来ないのではないでしょうか。テールライトは後ろから来る自転車や車に自分の存在を知らせるためのライトですが、これだと存在以外にもいろいろ知らせてしまいそうです。
それにしても、動画内で登場人物たちがしきりに見せるあの怪しい手の動きは……まさか。
本日のまとめ
いかがだったでしょうか。
自転車を運転する上で、夜間のライト点灯は義務づけられていますが、法律うんぬんよりも前に自分の命、他人の命を守るために点けるものがライトだと考えてもらいたいです。
子供を乗せたママさんが無灯火で逆走しながらスマホをいじってたりするのを見ると、それがどれだけ恐ろしいことなのかを小一時間説明したくなります。最悪の悲劇と背中合わせの危険運転。警察は取り締まりばかり強化するのではなく、さまざまなルールをきちんと周知徹底してもらいたいものです。
以上、「役に立つコンテンツ」を書いてみたいという夢に向かい、巷でよく見るアフィリ系の記事っぽい雰囲気で書いてみました。
フルーチェが固まらないので調べてみたら、わかったこと(たぶん常識)
わたしは昨日外出した際に100円ローソンでフルーチェを購入した。過眠症の症状が出て眠り続けているパートナーが起きたときに、冷たくてさっぱりしたものがあったらすぐ口にできるのではないかと考えたからだ。以前、フルーチェを作って大喜びしていたことも、フルーチェを選んだ理由のひとつだ。3種類程度の中からブルーベリー味のフルーチェをチョイスした。そして、愛情を込めて牛乳を計量し、フルーチェを投入して正確なペースでこれらを混ぜ、冷蔵庫で冷やした。
しかし、何時間かののち確認してみると、フルーチェは固まっていなかった。ゆるいシェイクみたいなものが、器の底にたまってかすかに泡立っていた。違う、これはフルーチェではありません。なんでなの……?
(完全に液体)
フルーチェの作り方は簡単だ。
公式サイトによれば、作る際の注意点は以下のとおり。
1.常温のフルーチェと冷えた牛乳を使うこと。
2.フルーチェ1袋に対して200mlの牛乳を使うこと。
3.混ぜる作業は1秒間に2回のペースで行うこと
たったのこれだけ。公式サイトの「おいしい作り方ガイド」ですら、わずか3つしか注意書きがないのだ。四川風麻婆豆腐で複数のスパイスを使って味を整えるわたしに作れないはずはない。「毎秒2回」という正確なペースを守らなくてはならないことにやや緊張もするけれど、格闘漫画みたいに毎秒50万発正拳を繰り出せとか言われているわけでもないので別に気後れする必要はない。
ともかく怒っても仕方ないので、わたしは「固まらないフルーチェ」という事象について、いくつかの推論を立ててみた。
1.冷蔵庫内の他の食品が干渉して、フルーチェが固まるのを阻害した。
2.そもそも混ぜたものはフルーチェではなかった。(パクリ商品の不良品とか)
3.何らかの原因で牛乳の品質が変化し、フルーチェの凝固を無効化した。(カウンター凝固現象)
しかし、どれも違うようだった。
あ、そうだ、ネットで調べればいいのか。
思い立ったわたしはさっそく「フルーチェ 固まらない」と検索窓に入力した。すると、わたしと同じ境遇の人がヤフー知恵袋で質問していた。良かった。わたしひとりじゃなかったんだ……。
今までたくさんのことで悩んではネットに解決の糸口をもらってきたけれど、今回も解答にたどり着くことができた。そして、ハウスのページの中にも解答が示されていた。「プルプルのコツ」というキャッチと「フルーチェ固まらない」という屈辱的な悩みがどうしてもリンクしなかったため、めちゃくちゃ大きく表示されているのにもかかわらず、わたしはこれを見つけることができなかったのだった。思い込みとはおそろしい。
これによれば、たとえスーパーで牛乳の棚で売られていたものだとしても、「種類別 加工乳」、「種類別 乳飲料」だとフルーチェは固まらないということだった。さっそくわたしがフルーチェに使用した牛乳を確認してみると、
「種類別 乳飲料」だった。これか……
しかし「カルシウムは牛乳と変わらない」とも書いてあり、
フルーチェは牛乳のカルシウムとペクチンの反応で固まります。脂肪には関係ないのですが、低脂肪乳の種類によっては固まらないこともあるようです。
という説明とは矛盾するような気もする。やっぱりわたしが買ったものがフルーチェではなくて、フルーチョとかフノレーチェとか古舘伊知郎とかそういった類似商品だったのではないだろうか。しかしパッケージを確認すると、間違いなくフルーチェだった。
わたしはそのあと、ペクチンとカルシウムの関係について調べはじめた。しかし、文系のわたしにとってこの問題は、スペースシャトルの大気圏突入角度を暗算で導き出すのと同じくらい難しいものだったので断念した。カルシウム入ってるのにどうしてなの……。
ともかく、フルーチェが固まらない原因はわかった。あとはこの窮地からどのようにして切り返すかだ。わたしは比較的大まじめに長考したけれど結局はネットで調べることにした。その結果、解決策として、
1.冷凍庫で凍らせてシャーベット状にして食べる
2.せめて氷を入れてデザート的な雰囲気で飲む
3.粉寒天を入れて固めて食べる
というアイデアにたどり着いた。1と3はどちらも魅力的なアイデアだ。この際だから両方やってみよう。ちなみに2はわたしのアイデアだ。
さて、わたしは牛乳というカテゴリーの中にこんなに種類があることを今日まで知らなかった。ばかでした。食に対して不真面目でした。フルーチェよ、教えてくれてありがとう。次は間違いなくフルーチェを作り上げて、最高のアレンジでパートナーを喜ばせてみせるよ!
クックパッドのレシピは308。
フルーチェには無限の可能性が広がっている。
問題解決し、穏やかな気持で公式サイトを見ると、最近は普通のフルーチェの他にもフルーチェLIGHTとか、贅沢フルーチェなんてのもあるようだ。このまま行けばいずれはフルーチェZEROとかフルーチェGTとかフルーチェSEED C.E73 -STARGAZER-とか出てきても不思議ではない。さすがは永遠のロングセラーだ。
最後にヤフー知恵袋での解答のひとつを取り上げたい。
楽しみにしていたのにフルーチェが固まらず、道を完全に見失った絶望的な状況の中、最期の力で助けを求める哀れな子羊に対して寄せられたものだ。
注意書き読まないんですか?
低脂肪乳は固まらないとパッケージにきちんと書いてありますよ。
あと牛乳は冷えていてもいいですが、商品を冷やすと固まりにくくなります。(これも書いてあります。)
まさに仰るとおりだけれども、こんなツンケンした言い方しなくたっていいじゃない……現実でこんな言い方されたら、悔しさと悲しさで泣き崩れたのち阿修羅となって戦うと思う。(腕っぷしは弱いので脳内で)
1日だけのアクセス激増に沸いたお話
先日、面白いことがあった。
普段このブログは1日のアクセスがせいぜい100とか150とかなのだけれど、それが突然数倍になったのだ。びっくりして理由を調べたところ、どうもはてなブログの注目ブログみたいなコーナーに掲載されたためだったようだ。はてなのブックマークをしてくれた人が多かったことが主な理由のようだけれど、わたしからすると「なんでこの記事が……」と不思議でしかたない。(詳しい方よろしければお知恵を……)
ちなみにこの記事。
「美味しいチャーハンの作り方」を紹介しているブログ記事を取り上げつつ、同じように作ってみたら美味しかったです、という内容で、画像も2枚しかない。料理の過程も簡素な箇条書き。しかも過程には卵かけごはんを食べることが含まれている有様。独自の提案もない。サムネイルに至っては、なんとサラダである。
ううむ……でも、ともかく何か良いものがあったから、読んで下さった人たちの心に刺さったのだろう。その反応が連鎖してアクセス数の増加という形で現れたのだ。けれども、肝心のわたしは一体何がどこに刺さったのかよくわからない。自分がなにか武器を手にしているようなのに、その武器がわからないのはなんだかそわそわする。
なんにしても「わたしの書いたものがこんなに見てもらえることがあるんだ」という驚きと喜びは、わたしのこころを心地よく揺らしてくれたのでした。うれしいなぁ。
そのあと、ニコニコしながら他の方のブログを読んでいたら「ブログ始めてまだ1ヶ月くらいですが、日々のアクセス数はこの程度です」というレポートをしている記事に出会った。毎日コンスタントに1500程度のアクセスがあるようだった。書評のブログだった。読んで役に立つブログと、鬱ととうもろこしのブログではこんなに違うのか……わたしはゼットンに倒されたウルトラマンのように横になったまましぼんだ。しぼみきった。
(マウスで描いてみた)
誰かがわたしのためにしてくれる行動はうれしい。それが見えるともっとうれしい。日記を読んだ人がスターやコメントを付けてくれたり、ブログの読者になってくれたり、それはどこかの誰かがわたしのために命を少し使ってくれたことに等しいのだもの。
ブログを取り上げていただきました。
「Digital Analyzer Zero」というブログで当ブログを紹介していただきました。こうして好意的に取り上げていただけることはうれしいものですね。「文章が非常に面白い」という評価、喜びで震えました。ありがとうございます。
こちらのブログでは役に立つ知識や情報を紹介しておられます。更新頻度も高く、有名ブログのひとつに育つかもしれません。
余談ながら最近の記事をいくつか記事を拝見していたら、
というものがあり、喜び勇んで読んでみたところ、最初の3項目に
と書かれていた。
……やだー!3つともOUTじゃないですかー!
わたしはゼットンに倒されたウルトラマンのように横になったまましぼんだ。しぼみきった。
当ブログはわたしにとって第一に「自分と向き合い、整理・記録する場」である。もちろん読んでくださる方がいるものだから、文章の書き方や見やすさ読みやすさなどは考えているけれど、基本的に内向きのスタンスなのだ。「もうダメだ」と思うだけだと暗闇で何日も座り込んでしまうことになるけれど、ここに「もうダメだ」と書くと、次の言葉が自然と続く。そうすると鬱とは違うかたちで自分の中に深く沈み込むことができるのだ。
それだけではない。わたしにとってブログに投稿するということは、内向きとはいえ、自分の言葉がどこかの誰かの目に触れるということだ。だとすると単に鬱々とした内容が延々続くだけでは申し訳ないので、ユニークな一節を盛り込んで少しでも明るくしようと努める。誤字脱字もチェックする。
結果、思考が整理され、気持ちがいくらか前を向く。いつの間にかこころが鬱ではない方向に向かって回転していることに気づく。ブログはわたしをまともな状態に留めてくれるカウンセラーのようであり、社会との最後の繋がりのようでもある大切な場所なのだ。
最近は調子も良い。
わたしもたまには人の役に立つ記事を書こうとしてみよう。
そのように決心した。そのためにはまず、役立つ記事をたくさん読まなければ。
あ、そうそう。
ぶわーっと増えたアクセスは、翌日には元に戻りました。
ID:3uacuv
愛猫のお誕生会とバランスボール
昨日はおにくちゃん、4歳のお誕生会をしました。
当事者意識がないお肉ちゃんは手の届かない高いところで眠っていて、宴の準備ができてもなかなか降りてきませんでした。パートナーと食べ物で誘ったり呼びかけたりすること10分以上、やっとのことで降りてきました。
バースデーパーティーの始まりです。
パーティーといえば、楽しみは美味しいごちそうです。
豪華ディナー1品目はパートナーから贈られた赤身美しい新鮮なまぐろさん。
お肉ちゃんいいなあ……わたしにもわけて。
10年ぶりに腕時計をしてみて思ったこと
シンプルなのに非常に美しい時計をつくるブランドとして定評があるTIMESTARですが、これは代表作です!是非。
ムーブメントは当時のものをそのまま使用しておりますが、 ケースは磨きこま艶々してれて、ダイヤル(文字盤)はリダン、再生をして風防、ベルトは新品に換えております。経年による小傷などは見られず、非常に綺麗な状態です。当時のデザインの物を美しく使っていただけると思います。
。
◆ ブランド TIMSTAR
◆ 年代 ........ 1960 代
◆ ケース直径 ,, 縦42mm( ラグ含む) × 横 33 mm (リューズ含まず)
◆ ラグ幅 .. 18 mm
◆ ケース .. ステンレス
◆ ベルト 新品 ..
◆ その他 .. .. 17 jewels .
『アンティーク ウォッチ』
★ 現代のクオーツとは違いゼンマイをつかった機械式の時計です。
家族の誕生日
美味しいチャーハン作りに情熱を燃やすわたし。
昨夜の夕食はチャーハンを作った。
せっかくふたりで食べるのだし美味しく作りたいと、クックパッドなどのレシピを色々と見て回ったり、プロの中華料理人が素晴らしい手際でチャーハンを完成させる動画をうっとり閲覧したりと熱心に予習。いくつかのレシピを横断するかたちで「わたし流チャーハン」のレシピを構成した。
もっとも参考にしたレシピはこれ。
このレシピの中でユニークなのは、焼く前にボールで卵とごはんを混ぜてしまうことだ。その卵も最初に黄身と白身に分け、先に白身を混ぜてから次に黄身を混ぜ、きっちり混ざったものをフライパンに移して焼く。そうすると、非常に効率よく「一粒一粒が卵にコーティングされたパラパラのチャーハン」を簡単に作ることができるという。(詳しくはリンク先の記事をご覧ください)
このレシピでは、猛烈によく混ぜた卵かけごはんをフライパンで炒めることでチャーハンとするので、調理の過程で卵かけごはんまで楽しめてしまう。すごい。
さて、料理人動画でチャーハンへの情熱を燃やし、たくさんのレシピからノウハウと知識を得、いよいよ実践へ。わたしの調理過程はだいたい以下のような順番でした。
【レシピ】うつ病・アルコール依存症・日々のつぶやきチャーハン
1.卵を黄身と白身に分けます。
2.熱々の白いごはんに白身を落としてまんべんなく混ぜます。
3.白身が混ざりきったら、黄身を落として混ぜます。
4.混ざりきったら小皿に少し盛って、醤油をひとかけ。
5.TKG(卵かけごはん)をいただきます。うまい!
6.フライパンを温め、具材を炒めます。
7.炒めた具材をいったん取り出し、ご飯を炒めます。
8.ご飯がパラパラになったところで、具材を投入します。
9.調味料を入れて、全体に味をなじませていきます。
10.おいしいチャーハンのできあがり。
うちは一般的な火力のガスコンロですが、本当にパラパラの美味しいチャーハンができました。冒頭の画像が実際に作ったものです。卵がお米の一粒一粒を包んでいて、食感もお味もすごく美味しかった。パートナーもおいしいおいしいと食べてくれました。
《気になった点》
・ちょっと油を使いすぎた気がした。
・卵をお米と混ぜきってしまうので、スクランブルエッグ的な卵だけの部分を楽しむことができない。
・お味噌汁作ればよかった。
ということくらいでしょうか。
次は卵とごはんを十分に混ぜたのち、フライパンに溶き卵を落としてスタートさせてみようと思います。ブルジョアか。
そういえば「マヨネーズで炒めることによって驚くほどパラパラのチャーハンができる」というのもあった。
油の代わりにマヨネーズで炒めるだけで ご飯がパラパラに! | 裏ワザ | キユーピー マヨネーズキッチン
今度少量でやってみようかな。
パートナーが作ってくれたサラダ。
麻婆チャーハンは少し油っこかったので、サラダ&ドレッシングとの相性は抜群でした。サラダは目でも楽しめるので、わたしは大好きです。
わが家の食卓、とうもろこしと中華ばかりのような気もしますが、中華はサッと作れるし、とうもろこしは旬だし、ふたりで食べるごはんは美味しいし、言うことありません。
でも今日はお魚たべたい。
しそ梅納豆も買ってあるのです。世の中に美味しい料理はいくらでもありますが、最終的には和食万歳!です、わたし。
チャーハンと副業とスーパーコピー
朝食は昨夜の残りの麻婆豆腐を少量のごはんに乗せて麻婆丼にして食した。朝から麻婆丼というのは重いメニューだと思うけれど、少量なら案外悪くない。ご飯の量はコンビニのおにぎりの半分~4分の3程度。たいして動くわけでもないのだから、炭水化物はこんなもので十分だ。
さて、昨日に引き続いて超高級腕時計のスーパーコピー(極めて精巧なレプリカ)を見ているうち、なんだか欲しくなってきてしまった。高いものは12万とかして、とても手が出ないのだけれど、3万くらいのだったら買ってもいいような……昨夜のヤフーオークションにおけるパートナーの荘厳な戦いぶりの影響なのか、わたしもすっかり気が大きくなってしまっているようだった。
それにしても超高級腕時計の世界はすごい。
ものすごい華やかなお値段。この世界では大根だって2000万円くらいしそうだ。
例えばこんなの。
しかし、そんなわたしの出鼻をくじくように、先日落札した1200円のアンティークミリタリー手巻き時計の発送通知が出品者から届いた。わーいやったー!0.02秒くらいで戦士から小者モードに戻ったわたしはこの報せを無邪気に喜んだ。出品者の住所とわたしの住所が非常に近いこともあり、わたしは直ちにポストに走った。ポストには銀のさらのチラシが一枚入っているだけだった。考えるまでもなく、届いているわけはなかった。
手ぶらで部屋に戻ったわたしは、パートナーに話しかけられた。「うん、なに?」と返事して話を聞いていくと、パートナーは副業の道を模索しており、いくつか試してみたとのことだった。しかし感触は今ひとつという様子だった。
パートナーは最近、仕事がひとつ内定したのだ。けれどもフルタイムで働きたい、という希望に対して、先方の提示した条件は「当面の間、週3回程度。その後、ある条件によってフルタイム、正社員で採用できる可能性がある」というものだった。
何ヶ月か頑張れば、正社員としてフルタイム働くことができる可能性がある。パートナーもわたしも、そこに希望を感じている。もうひとつ素晴らしいと思うのは、この会社の雰囲気がとても良いということだ。パートナーも内心、その会社に決めているのかもしれない。それで、副業の道を模索しているのだろう。
わたしは正社員時代(といってもつい昨年までのことだけれど)、デザイン業を始めとする副業を(会社公認で)やっていた。わたしに仕事を依頼する出版社や音楽レーベルなどは、わたしが会社員であるとは思っていなかったようで、わたしは締め切り前になると度々、「平日は会社に行かないといけないんで……すみません」なんて言っていたのだった。
他にはイラストレーターとして挿絵を描いたり、開業するレストランのメニューを撮影したり、ちょっとしたコラムを請け負ったり、いろいろなことをやっていた。サラリーの倍以上を稼ぐ月もたびたびあった。
わたしは副業で食えていた。
パートナーの相談を聞いているうち、そのことを思い出した。
そしていつものように「頑張らなくては。動かなくては……。」と焦るのだった。
今夜はまだ残っている麻婆豆腐に加え、チャーハンを作る。ふたりでご飯を食べて一休みしたら、副業についてよく調べてみよう。知る限りでも副業はたくさんある。わたしたちにできることも、たくさんある。新しい形態のものも出てきているかもしれない。わたしにも、パートナーにも、良い仕事があるといいけれども。
明日はおそらく腕時計がやってくる。とても楽しみ。
しかしスーパーレプリカも相変わらず欲しい。ううむ……ともかく明日、受け取ってから考えよう。今は3万を使うことよりも、3万稼ぐことを考えなければいけないときだもの。
オークション大戦争
精神状態、なんとか持ち直してきたように感じる。
夜にはひき肉たっぷりのナス入り麻婆豆腐を作った。前回にも増してスパイスをたっぷり使い、今回もなかなかの出来栄え。出来たてをパートナーとふたりで映画を見ながら食べた。最近は胃が縮んでいてキャパがないのと量を作りすぎたのとで、メニューは麻婆豆腐と少量の発泡酒のみ。二人暮らしなのに木綿豆腐4丁はいささか多かった。半分も食べきれないうち、ふたりして満腹になってしまった。パートナーは「おいしい!」と言って、お代わりまでしてくれていた。
食後はふたりで談笑し、しばらくしてパートナーは大好きなアーティストのグッズを勝ち取るべく、ヤフーオークションに気合満タンで望んだ。そのグッズ、モノとしては100円ショップで販売されているレベルのちゃちいものなのだけれど、アーティストの手描きイラストなどが散りばめられ、もう新たに入手することはできないという、非常にコレクション性の高いものだった。ネットで検索しても同じものはどこにも販売していなかった。
わたしはPCで高級腕時計のスーパーコピー(非常に精巧なレプリカ)の販売サイトを開いて、ネット上にある本物の画像とレプリカを並べて表示させ、熱心に比較していた。中国製のレプリカといっても、レベルは非常に高く、ニセモノのくせして数万円~10万円以上のものもたくさんある。モノによってはいくら見比べても本物とどこが違うのかわからないものもあった。そういったものの「本物」は数百万円とかで販売されている。1000万超えのものもあった。
わたしが先日競り落として大喜びしたのは、(おそらくは)本物のアンティーク腕時計だけれど、価格はわずか1200円。送料を入れても1500円。ロイヤルホストでディナーとか食べれない金額だ。いや、いいんですよ……ちゃんと考えて選んだんだもの。
パートナーのオークションが終了時間に迫り、いよいよ戦闘が始まった。5000円……6000円……8000円……12000円……15000円……この敵戦士が転売目的の業者なのか、熱烈なファンなのかはわからないけれど、ともかく値がどんどん釣り上がっていく。
パートナーも「もはや負けるわけにはいかない……絶対負けない!」と宣言、バンバン上げてくる敵戦士の目を疑う入札価格の常に上位に君臨し続けた。「強い……働いてないのに……」、「やかましいわ」なんて会話をしつつも、戦いはなお熾烈を極めていった。
そのアーティストのファンでなければ100円でも手を出さないであろうグッズが、愛によってその価値を高めていく。理解を超えた超人たちのファンタスティックな入札競争に、わたしはエキサイトしまくった。パートナーは冷静なのに、わたしは興奮しすぎて汗だく。
18000円……よし、まだパートナーが最高入札額者だ。残り時間30秒前、よしいける。奴は諦めた!10…9……8……また入れてきやがった!入札時間5分延長!おのれ卑劣なやつめ!(別に卑劣ではない)戦いは続く。20000円の王台を軽々と飛び超え、23000円……25000円……とうとう27000円を超えた。28000……29000……さ、3万行っちゃう!?
更に高額の入札がされたことを知らせるアラームの音が室内に響き渡る。その時、パートナーの動きが止まった。リロードすると、最高入札額者の名前が敵の名前に変わり、オークションはそのまま終了した。極度の緊張と興奮から開放され、崩れ落ちるわたし(←入札していない人)。しょんぼりとうなだれるパートナー。
「欲しかったああああああ!!くそー!でも、今グッズに何万も使うわけにはいかないんだから、これでよかったんだ……うん。3万円あったらどれだけのものが買えるかっていうのよね。でも、欲しかったなぁ……」
わたしは「見続けていれば、きっとまた出るよ」と応えるだけで精一杯だった。身体中が火照って眠れそうになかったので、わたしは近くのコンビニまで出かけ、クールダウンした。夜風が気持ちよかった。帰宅するとパートナーはのんびりお酒を飲んでいた。強い……。
ほどなくしてパートナーは横になった。
わたしは心を落ち着かせるためにPCに向かい、ふたたびレプリカと本物を見比べる作業に没頭した。しばらく経ってから、わたしも横になった。目を閉じると、せいぜい数千円が相場の腕時計をコソ泥のように1200円で落札し大喜びしたわたしと、本当に欲しいものと情熱、愛のために堂々と戦い散ったパートナーの神々しい姿が対比された。
わたしなんて小者だ。